ブリキの本棚

主に自分の好きな本などを紹介します。

自分のこと好きじゃないなぁ~って子に読んでほしい!「できなくたって、いいじゃないか!」

本文より

「ぺんた、生きものたちには、それぞれ『あきらめた』ことがある。
でも、それを『あきらめた』ことで、代わりにとてもすてきなものを手に入れているんじゃ。
そのペンギン飛行機で、いろんな生きものたちに、『あきらめた』ことを、聞きにいってごらん。」

読んでほしい方

  • 気弱な子
  • 友だち付き合いが苦手な子
  • 凸凹(=生きづらさ)を抱える方

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

コメント

進化論を「あきらめた」という視点で捉える処がユニークですね。逆に、いつも自分の欠点ばかり気にしている子が、長所にも気づけたらイイですね。

「人間はぁぁ、何をあきらめたのぉぉ?」の問答もイイですね。ぜひ親子で読んでみてください。

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アダルトチルドレンの方は、併せて 次の考察記事もよんでみてね。
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自分の才能を使い切りたい方に読んでほしい!「 覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」

本文より

「人を育てなさい」ということは、「一晩で別人のように変えなさい」ということではありません。

思いやりと一貫性のある正しい態度を、沐浴のようにじっくりと浴びせ、染みついていたものが 自然と流れ落ちていくのを待ちましょう。

読んでほしい方

  • VUCA時代を生き抜く人材を育成したい方
  • 煉獄杏寿郎 さんみたいに、心を燃やしたい方
  • 犀の角のように ただ独り歩みたい方

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

コメント

幕末の動乱期に、吉田松陰先生は 学び舎「松下村塾」を開き、その門下から 久坂玄瑞高杉晋作伊藤博文ら 多数のリーダーが輩出されます。(←後の総理大臣2名、国務大臣7名、大学創設者2名だそうです。)

ですが、先生が師事した期間はわずか2年半に過ぎず、しかも、弱冠30才で「安政の大獄」に処され 生涯を閉じます。・・

って、尋常ではないですね。・・なぜ、彼らは この様な成果を上げられたのでしょーか?・・

それは、先生が「深い洞察力(=帰納法)で 法則(=物事の本質)を見い出し、障害にぶつかっても 迷うことなく行動し続けたから」・・つまり「自分のアタマで考え ブレずに行動したから」だと思います。(←※補足)

そして、弟子たちも それを学び、実践したからでは ないでしょーか?

現代の動乱期においても、そんな カリスマ教育者の話しを聞いてみたい方に、この本を おススメします。

(※補足:法則を掴んだから、ブレないし、効率よく成果を上げられたのだと思います。一方、(法則に気づいていない)周囲の人々には、「空気を読まず、融通も利かず、我を通している」と映ります。要は 帰納的思考が 優れていれば いるほど、孤立化します。でも真理を探究せずにはいられません。・・不安と生きるか。理想に死ぬか。・・)

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言葉に縛られ/踊らされちゃう人に読んでほしい!「言霊―なぜ日本に、本当の自由がないのか」

本文より

日本でも名前(実名)を呼ばないという習慣は守られた。そのことは実名のことを「諱」(いみな 以下イミナと表記する)ということでも分かる。

コトダマの支配下にある日本人は、言葉と実体の間に相関関係があることを信じている。

そこで・・言葉をいじることによって何となくごまかし、ごまかされてしまうのである。

読んでほしい方

  • 言霊に興味がある方
  • 言葉の力を学びたい方

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

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言葉って、スゴい 力がありますよね~。良くも・悪くも。・・この本は、言葉が持つ不思議な力について 教えてくれます。

久しぶりに読み返して、「あれっ? コレって自分で思いついたんじゃなくて、この本に書いてあったんだ。」と赤面。・・いつの間にか自分と同化してました。・・コレぞ 言葉の力ですね。

ブリキの(今は未熟で 誰にも伝わらない)言葉も、いつか 誰かの言葉になったらイイなぁ~と願いつつ 投稿してゆきたいと思います。

関連する記事

併せて 次の考察記事もよんでね。・・前者の記事では「ハンドラ」を、後者の記事では「エクセプション」を紹介しつつ、言葉の影響力を考察してます。
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自分は愛されなかったと思っている人に読んでほしい!「 あなたのなかのやんちゃな感情とつきあう法」

本文より

「私が幸せになれないのは、親に愛されなかったから・」って・なっている人、いませんか?
僕は思わずこういいました。「あのね。『親に愛されなかった』って、いまどきフツ~ですよ

母親自身が、自分の感情を見直さないまま子育てをしていたため、子どもの気持ちに寄り添う余裕がなかったこともそのひとつでしょう。
あなたは「愛されなかった」のではなく「愛されなかったと決めた」のだ

読んでほしい方

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

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アダルトチルドレンから抜け出すステップを、自転車の習得に例えると・・こんな感じ。
1)乗れない人に習い、悲惨な目に遭う。
2)乗れない人から距離を置き、少しだけ楽になるが、自転車には乗れないまま。
3)正しい乗り方を模索し練習するが、しばらく辛い状態が続く。
4)正しい取り組みの成果が表れ、自転車に乗れるようになり、楽しくなる。

で、2)と3)の間が谷間になってて、この本は、そこを超える ヒントになると思います。

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本好きな子に育てたい方へ!「じぶんでひらく絵本」

本文より

プードルは、なにを ひっぱってくるのかな。
さあ、おってあるところを
あけてごらん。

読んでほしい方

  • 読み聞かせを始めたい方

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

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(ブリキの子らも 大学生と高校生になり すっかり大人びてきました。彼らは小学生の頃から (ディスレクシアのブリキよりも)上手に読書できるようになり、今では英文など難しそ~な本を読んで 親をビビらせます。・・が、やっぱり子育ては、小さい内が華ですね~。)

この本は、『おさるのジョージ』で有名な Hans Augusto Rey さんによるもので、折ってある処をめくると パッと視界が変わる とてもシンプルな仕掛け絵本です。

よく 寝っ転がって一緒に読みましたが、子らは いつも夢中になって覗き込み、ゲラゲラと声をあげて喜んでました。また、大人にとっても予想外の展開が起こる(そ~来るかっ!となる。)ので、親子で楽しめると思います。

読み聞かせを始めたい方に おススメです。

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親になる方に読んでほしい!「ちゃんと泣ける子に育てよう 親には子どもの感情を育てる義務がある」

本文より

まず、最初に子どもを育てるにあたってしなければいけない覚悟は、子どもというのは、足りないところがあるのが当たり前で、親に苦労をかけるものなのだということなのです。
・・
親になる覚悟というのは、親が親自身の感情よりも、子ども自身の感情に目を向けて大事にする覚悟を決めることでもあるのです。

読んでほしい方

  • 子育て中の方
  • 妊婦さん & プレパパ
  • 学生さん(将来 子育てするであろう子たち)
  • アダルトチルドレンの方
  • ぶっちゃけ みんな

おすすめ度

  • 星の数:★★★ 3つ

コメント

まず、本のタイトルを見て、「えっ? 子どもを泣かす ヒドイ 親になれってコト?」と驚かれたのではないでしょうか?

安心してください。そーではなくて、「子ども第一になってください!」という意味ですよ。

また、上の覚悟を見て、「えっ? 自分を犠牲にして、子ども第一にならなきゃいけないの?」と引かれたのではないでしょうか?

安心してください。そーではなくて、「親自身が(子どもと共に)とても幸せに」なれますよ。

これから子育てする すべての人に・・もとい、現代に生きる すべての人に 読んでほしい、子育て(=人類)のバイブルです!

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妊婦さんに読んでほしい!「桶谷式 母乳ですくすく育てる本」

本文より

(哺乳動物の中で)人間だけが母乳が出にくいのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。人間も、人間の母乳で育てられなければ、現在まで生き延びてはこられなかったのです。

人間の母乳は人間の子にとって最適な成分になっていますが、さらに、その子どもにはそのお母さんの母乳がいちばんなのです。

たとえば、未熟児を生んだお母さんは小さな赤ちゃんが早く健康に大きくなるような成分の母乳を分泌しますし、お母さんが感染症にかかった場合、そのお母さんの母乳には、子どもをその感染症から守るかのように、母乳中に抗体を分泌します。

読んでほしい方

  • 妊婦さん & プレパパ
  • 赤ちゃんを育て中の方
  • 学生さん(将来 子育てするであろう子たち)
  • おっぱい博士になりたい方
  • 母乳が出るのは運だと思っている哺乳動物たち
  • ぶっちゃけ みんな

おすすめ度

  • 星の数:★★★ 3つ

コメント

昨今、多くのお母さん方が、「母乳の出る/出ないは体質や運でしょ!」と 思っているようです。しかし、考えてみると 市販の粉ミルクが利用されだしたのは、ここ100年のコトです。それ以前(=種の誕生から500万年もの間) 人類は、本当に哺乳もおぼつかず 命を継いできたのでしょ~か?・・何かオカシイと思いませんか?

この本には、子育てに限らず、現代人が「粉ミルク(=文明の利器)」と引き換えに 見失いかけている「もっと大切なコト」が記されている。と思います。

そこには、桶谷そとみ先生(1913-2004、助産婦で「桶谷式乳房管理法」や「母子一体性の理念」の提唱者)が、戦後栄養失調に苦しむ母子を救いたい一心で探求された智慧が詰まっており、その奥深さに驚かされます。きっと あなたも この本を読み進めるうちに、何度も 何度も 目から鱗が落ちると思います。

これから子育てする すべての人に・・もとい、現代に生きる すべての人に 読んでほしい、子育て(=人類)のバイブルです!

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