ブリキの本棚

「苦しいときの本頼み」的な本たちを紹介します!

目に見えない抽象の世界が見えるようになりたい人に読んでほしい「具体と抽象」

紹介したい本

具体と抽象

具体と抽象

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本文より

抽象の世界というのは具体の世界と違って、見えている人にしか見えません。したがって、「見えてしまった人」が「まだ見えていない人」とコミュニケーションするのは一苦労どころの話ではありません(実際はまともに意思疎通することは、ほとんど不可能です)。・


「セブン─イレブンにポッキーを買いに行ってた」 「あいちゃんとアンパンマンを見てた」・・まだ・小さな子供は、固有名詞を使った抽象度の低い表現しかできないはずです。


これが成長するにしたがって、・相手に合わせて抽象度を上げて表現することを覚えていきます。・・「コンビニにお菓子を買いに行っていた」 「友達とテレビを見ていた」

読んでほしい方

  • 抽象概念を扱う思考力を高めて、発想力や理解力を向上させたい人
  • 法則を使う(=演繹する)側から 見つける(=帰納する)側に回りたい人
  • 見えてしまった世界を「まだ見えてない人」に伝えたい方

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

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「抽象」と聞いて、どんなイメージを想い浮かべますか?

「曖昧でぼんやりしたイメージ」ですか? それとも、「明瞭ですっきりしたイメージ」ですか?

「具体と抽象」は「窓ガラスとレンズ」に喩えられると思います。(←具体の方は、見たままなので論じるまでもないでしょう。)

で、もし抽象が曖昧でぼんやりしている方は、レンズのピントが合っていない、つまり「抽象を上手く使いこなせていない」可能性があります。

「抽象」を上手く使えるようになると、顕微鏡や望遠鏡を覗いたときのように 肉眼では見えない本質がはっきりと見えるようになり、とても嬉しくなる(=達成感・爽快感・優越感などのご褒美を受け取る)ハズです。(←まさに、「Enlightment」でしょうか?)

目には見えない抽象の世界(≈真理)が見えるようになりたい人にこの本をおススメします。

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上の本で学べるのは、抽象のメリットであり、使い方ではありません。その先を知りたい方には、次の本をおススメします。理不尽さに抗う術が紹介されています。

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下の記事もぜひ読んでみてください。近代科学の父らの肩に乗ると、「抽象と具体」は「微分と積分」に発展し、抽象概念を より精緻に扱えるようになります。
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徳(=共同体感覚)を慕う人に読んでほしい「保科正之の生涯 名君の碑(いしぶみ)」

本文より

「明暦の大火」あるいは、「振袖火事」と呼ばれる大火災・(権現さまがおひらきになり、大猷院さま(=家光公)が天下普請の総仕上げをなされたこの大江戸が、おれの目の下で焼きつくされてゆく)と思うと、正之はからだが震え出すのを禁じ得なかった。・(それでも上さまの御身は、守りきらねばならぬ)・


「火はどうも芝方面にも達したようなれば、肥後さま(=正之)の中屋敷にもきっと火がかかってしまったことでしょう。御家族方はいずれに火をお避けになりました」


知らない、という代わりに正之は首を横に振り、(老中)信綱の目をまっすぐ見つめて答えた。「この火急の時にのぞみ、私邸や妻子の安否など気にしている暇はござらぬ」・

読んでほしい方

  • 歴史小説好きの方
  • 謹厳実直・不撓不屈な人物に触れ 心を洗いたい方
  • 優れたリーダーや名君に学びたい人

おすすめ度

  • 星の数:★★★ 3つ

コメント

私は、本書で「保科正之」のチート級の生涯(*1)を知って驚くと共に、「毒親」や「今だけ金だけ自分だけな人」とは対極的な人物像(=ロールモデル)に出会えた気がしました。

筆者はあとがきで、「なぜ日本人は保科正之公を忘れて現代に至ったのか?」と問い、戊辰戦争の悲運を挙げています。が、私には、さらに「なぜ日本人は徳を慕うことを忘れてしまったのか?」と疑問に思えます。(*2)

価値観が揺らぐ現代に、優れた(≈まっとうに成熟化した)ロールモデルに触れて 徳を養いたい人にこの本をおススメします。

*1:※ネタバレ注意:彼は、徳川幕府2代将軍秀忠の落し胤ですが、誕生する前から、身重の母(お静)が正室(お江与)から迫害を受け、命の危険に晒されます。 縁あって見性院(武田信玄の次女)らの庇護を受け、無事に内密出産され、信濃国高遠藩で藩主保科正光の養子となって育てられます。 成人して 異母兄の3代将軍家光に重用され、事実上の天下の副将軍や藩主(高遠藩⇒山形藩⇒会津藩)を務め、さらに家光亡き後は 幼い4代将軍綱吉の後見人となって 上述の災害復興や「家綱政権の三大美事」などを支えて 名君の範を示します。

*2:関連記事:「現代の諸問題(戦争・凸凹・イジメ等)に反逆したい人に読んでほしい「大衆の反逆」 - ブリキの本棚」

体を整え、生き方をも整えたい方に読んでほしい「読むと『一瞬』で体が変わるすごい本」

本文より

体の「ある部位」を意識するだけで、「一瞬」で生命力が蘇り、健康になっていく。・


それは、
胸骨を意識する。
たったこれだけです。

読んでほしい方

  • 猫背を直し、肩コリや腰痛を治したい方
  • めんどくさいを無くし、前向きになりたい方
  • 情報過多に惑わされず、また力む事無く、胸を張って生きたい方

おすすめ度

  • 星の数:★★★ 3つ

コメント

上述の様に引用すると ネタバレ感がありますが、これは冒頭(=1ページ目)に記載された内容です。まさに「一瞬」で済みそうですね;

本書の主題は、むしろ、「胸骨に意識を向けると 一体何が起きるのか? また、なぜそうなるのか?」の方にあります。なお、筆者は、これを「整体の意味合い」と表現されています。

その内容は、自然の摂理の様で とても理に適っており、「読めば『一瞬』で体が変わる」ばかりでなく、さらに「体が整えば『一瞬』で【生き方さえも変わる】すごい内容」だと思います。きっと、あなたも「体を整えるって・姿勢を正すって、こんな意味合いがあったのか?!」と、目から鱗がボロボロ落ちるでしょう。

ってことで、体から生き方までも整えたい人に この本をおススメします。

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発達障害を抱えている方は、併せて次の本や「芋づる式に治そう!」も読んでみてください。身体から心を治すというアプローチで、とても参考になると思います。

和を尊ぶ国を守り、子らに残したい人に読んでほしい「ウクライナ人だから気づいた 日本の危機」

本文より

ある国の特徴をいくつか言いますので、どこの国のことを指すのか当ててみてください。・


・国民は平和ボケしている。
・「軍隊はなくてもいい」という論調が強い。
・近年、国益を明らかに損なった売国政権を経験している。
・外国に媚びた弱腰外交を行っている。
・愛国者は「ナショナリスト」「ファシスト」とレッテル貼りされている。・


さて、・この「ある国」とは、どこの国のことでしょうか……?
「日本」だと思われましたか?


残念ながら違います。
この「ある国」とは、「ウクライナ」です。

読んでほしい方

  • 暴力や戦争を心底嫌う人
  • 周囲に気を回し、自国を貶めちゃう人
  • 経験者の声に耳を傾け、平和を守りたい人

おすすめ度

  • 星の数:★★★ 3つ

コメント

キエフ生まれで日本在住の筆者から見ると、上述の通り「ウクライナの情勢」と「日本の情勢」は よく似ている、と言う。・・そのウクライナは、戦争になってしまった。

では、日本は、一体どーなるのか?・・

日本生まれで平和ボケした凸凹から見ると、「戦争」と「特殊詐欺」は よく似ている;・・その非道さと、悲惨さと、知らなかった・対策してなかったでは済まないところが。

戦わずして勝つために、知ることが求められるのは 自明でしょ。

ってことで、和を以て貴し(=mutual respect and tolerance)と為し、人と人が傷つけ合うのではなく、一緒に笑って暮らせる未来を子らに残したい人に この本をおススメします。

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日本の歴史も とても興味深く、貴重な教訓を得られます。

トラウマを手放したい人に読んでほしい「あなたを苦しめる過去から自由になる本 」

本文より

人の行動は、情報によって決定づけられているのではなく、情報に対してどのように応答することを選んだかという自分自身の選択によって、決定づけられているのです。・


家にいるとき、夫婦で口論になったとします。・するとそのときベルが鳴りました。外に立っていたのは宅配便の業者さんです。・あなたはそのとき、玄関を開けて「あ、どうも」と言いますよね。・つまりあなたは、相手によって、また状況によって、感情を一瞬のうちに使い分けているのです。・あなたは、それができる人なのです。

読んでほしい方

  • アダルトチルドレン
  • 愛着障害や発達障害の方
  • トラウマを抱えている人

おすすめ度

  • 星の数:★★★ 3つ

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本書には、アダルトチルドレンの苦しみを取り除く方法が記されています。

もし、私が若いときにコレを知っていたら、あれほど苦しまずに済んだかもしれません。

もし、身の回りの大人たちがコレを知っていたら、私はアダルトチルドレンになっていなかったかもしれません。

私にとって「知るか否かは、死活問題」であり、「適正な情報を知ること(=ラショナル・ビリーフ)は、幸福であり、善である。」、逆に「適正な情報を知らないこと(=イラショナル・ビリーフ)は、不幸であり、悪である。」と思えます。

そして、もし、コペルニクス的転回が起きて、コレがこの世界のコモン・センスになったとしたら?・・と、アダルトチルドレンのぐるぐる思考は止まりません;

今なおアダルトチルドレンに苦しんでいる方はもちろん、幸福になりたい多くの方にこの本をおススメします。

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任せられない上司や親に読んでほしい「任せる技術」

紹介したい本

任せる技術 (日経ビジネス人文庫)

任せる技術 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者:小倉 広
  • 日経BP 日本経済新聞出版本部
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本文より

「できるようになってから」任せるのではない。任されたから「できるようになった」。・ムリをしなければ脳の筋肉はつかない。・ムリを承知で任せるのだ。それがあなたの部下を育てる唯一の方法なのだ。・


部下に仕事を任せる時、・自分とのギャップ・を感じた部下は、それを解消するために二つの行動のどちらかを選ぶ。一つ目は努力して自分を変えることにより困難を乗り越える方法。「自分に矢印を向ける」解決方法。この方法を選んだ部下は成長する。もう一方を選んだ部下は逆の道をたどる。・・

読んでほしい方

  • 後輩・部下に任せたくても任せられない上司
  • 子どもたちに任せたくても任せられない親や先達
  • もっとレベル・アップしたい人たち

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

コメント

「任されすぎて」潰れたり、「任せすぎて」潰してしまったり。・・と、「任せられる」のは大変ですが、「任せる」のは、さらに難しいですね;

とは言え、「任される」のも、「任せる」のも、とにかくやってみなければ始まらない!要は、初動が重要なのだと思います。

本書では、「決めるのは君だ!」と、筆者のやさしい語り口で、そっと背中を後押ししてくれます。

上司はもちろん、部下の方にも、レベル・アップを目指す人たちにこの本をおススメします。

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うまくいかないときに読んでほしい「挫折しそうなときは、左折しよう」

本文より

だれだってモヤモヤするし、ビクビクするし、イライラする


だけど選ぶことはできる 抱えたままにするか それとも自由になるか


挫折しそうなとき ~ そんなときには 左折しよう

読んでほしい方

  • 物事がうまくいかず、挫折しそうな人
  • モヤモヤ・オロオロ・ビクビク・イライラを抱えている方
  • 子育て中の方

おすすめ度

  • 星の数:★★☆ 2つ

コメント

発達凸凹を抱える私にとって、子育ての目標は、『自立(及び自律)』でした。すなわち、私が居なくなっても 子らが困らずに生きてゆけるスキルを、私が居るうちに 身に付けさせたいと願っていました。

そのスキルとは、『挫折を乗り越えるスキル』です。

今、私の子らは大学生になり、子育ても終わりを迎えようとしています。

では、目標を達成できたのか?と問われると、・・残念ながら Yesとは言えません;

「きっと、子らが高校生になれば、数学の話が出来る様になるな。そ~すれば、私が培ってきた、この有益なスキルを伝えられるぞ!」と期待していたのですが、・・まさかの文系コース選択?・・ しかも、反抗期になり煙たがられ、会話すらままならない始末・・。(→補足)

この期に及んで、私の方が 挫折しそうです;

こんな風に何をしてもうまくいかず、挫折しそうな方にこの本をおススメします。

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補足

なんともモヤモヤ・オロオロ・イライラしますが、・・ある意味、この子らは、私が居なくても 生きてゆけている様になったってことか?!・・とりあえず、左折しておこう。