自分の才能を使い切りたい方に読んでほしい!「 覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」
紹介したい本
本文より
「人を育てなさい」ということは、「一晩で別人のように変えなさい」ということではありません。
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思いやりと一貫性のある正しい態度を、沐浴のようにじっくりと浴びせ、染みついていたものが 自然と流れ落ちていくのを待ちましょう。
読んでほしい方
- VUCA時代を生き抜く人材を育成したい方
- 煉獄杏寿郎 さんみたいに、心を燃やしたい方
- 犀の角のように ただ独り歩みたい方
おすすめ度
- 星の数:★★☆ 2つ
コメント
幕末の動乱期に、吉田松陰先生は 学び舎「松下村塾」を開き、その門下から 久坂玄瑞・高杉晋作・伊藤博文ら 多数のリーダーが輩出されます。(←後の総理大臣2名、国務大臣7名、大学創設者2名だそうです。)
ですが、先生が師事した期間はわずか2年半に過ぎず、しかも、弱冠30才で「安政の大獄」に処され 生涯を閉じます。・・
って、尋常ではないですね。・・なぜ、彼らは この様な成果を上げられたのでしょーか?・・
それは、先生が「深い洞察力(=帰納法)で 法則(=物事の本質)を見い出し、障害にぶつかっても 迷うことなく行動し続けたから」・・つまり「自分のアタマで考え ブレずに行動したから」だと思います。(←※補足)
そして、弟子たちも それを学び、実践したからでは ないでしょーか?
現代の動乱期においても、そんな カリスマ教育者の話しを聞いてみたい方に、この本を おススメします。
(※補足:法則を掴んだから、ブレないし、効率よく成果を上げられたのだと思います。一方、(法則に気づいていない)周囲の人々には、「空気を読まず、融通も利かず、我を通している」と映ります。要は 帰納的思考が 優れていれば いるほど、孤立化します。でも真理を探究せずにはいられません。・・不安と生きるか。理想に死ぬか。・・)